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サンデー No.12

マニーズオンシャーロットの25

AI Evaluation

5軸 加重評価サマリー

3.75/5.00
★★★★☆
母系・近親・父産駒・配合・価格妥当性の5軸を加重平均で算出した総合評価です。母系と近親を計50%、父産駒適性20%、配合と価格を計30%の重みづけで集計しています。
母系
4.0★★★★☆
近親
3.0★★★☆☆
父産駒
4.0★★★★☆
配合
4.0★★★★☆
価格
4.0★★★★☆
Profile
母父
Mizzen Mast
牧場
ノーザンファーム
性別
誕生日
4/9
毛色
青鹿
地区
関東
Price
総額
7,000万円
一口 (全40口)
175万円

本ページの評価は独自のアルゴリズムに基づく分析です。競走成績を保証するものではありません。出資判断は必ず免責事項をご確認の上、自己責任で行ってください。

AI評価レポート

マニーズオンシャーロットの25 AI評価レポート

母マニーズオンシャーロットの競走実績と特徴

母マニーズオンシャーロット(Money'soncharlotte)は2012年3月10日生まれの鹿毛の牝馬で、父Mizzen Mast(USA)・母Something Wicked(USA)・母父Chimes Band(USA)という米国主流の血脈に属します。生産はケンタッキー州のDr. Oscar Benavides、現役時代の馬主はGeorge E. Hall・Lori Hall夫妻、調教師はKelly J. Breenの管理下に置かれた米国産の牝馬です。

通算競走成績はUSA通算24戦7勝で、内訳は7勝・2着4回・3着2回・着外11回の構成です。Lane's End Farmの2018年11月セールカタログ紹介文では獲得本賞金は約57万5000ドル超と記載されており、北米のGI戦線でも結果を残した中堅クラス上位の牝馬という整理になります。

2歳の2014年シーズンに3戦2勝で頭角を現し、9月のHut Hut Stakes(2歳・リステッド)を2¾馬身差で勝利して早期の素質を披露しました。

3歳の2015年は2着1回・3着2回の入着構成で、ニューヨークのアケダクト競馬場で施行された米G2 Gazelle Stakes(ダート1マイル1/8・3歳牝馬限定)で3着、フェアグラウンズ競馬場のSilverbulletday Stakes(L・3歳牝馬限定)で3着の入着実績を残します。

4歳の2016年シーズンを経て、5歳の2017年に充実期を迎え、3走3勝という連勝街道を歩みました。同年7月22日にモンマスパーク競馬場で施行された米G3モリーピッチャーステークス(ダート1マイル1/16)を、複数の重賞勝ち牝馬Eskenformoneyやcarrumba等を相手に楽勝で制覇しグレード初勝利を挙げます。同年に200,000ドル賞金のLady Jacqueline Stakes、リステッドのLady's Secret Stakesも連勝し、2017年シーズンを4連勝で乗り切りました。

連勝を引っさげた2017年9月30日のG1ベルダムステークス(ベルモントパーク・ダート1マイル1/8・古馬牝馬最高峰)では、勝ち馬Elateには8馬身1/4の大差で敗れたものの、3着Eskenformoneyにハナ差先んじる2着入線という米国最高峰戦線での実証を残します。続く同年11月4日のG2チルッキステークス(チャーチルダウンズ・ダート1マイル)でも2着を確保し、米国GI戦線・G2戦線の双方で同じ2017年シーズン内に連続入着を果たした牝馬という位置付けです。

主戦場は北米のダート1マイル〜1マイル1/8の中距離域で、2歳から5歳まで4シーズン継続的にステークス戦線で勝鞍と入着を積み上げた米国の中堅クラス上位牝馬として整理されます。

引退後は2018年11月のKeeneland November Breeding Stock Sale(Hip142)にArrogate産駒を受胎した状態で上場され、ノーザンファームの関係者により日本に輸入された経緯を持ちます。繁殖入りの段階で米G1の2着実証と複数stakes勝ち+米国主流血脈という濃密な実証データを保有しており、日本国内における主力繁殖牝馬の1頭として導入されました。

母父Mizzen Mastと母系の血脈背景

母父にあたるMizzen Mast(USA)は1998年生まれの芦毛で、父Cozzene・母Kinema・母父Grausstarkという北米主流血脈に属する種牡馬です。サウジアラビアの王族Juddmonte Farmsが所有・繋養し、現役時代はフランスでデビューを果たし2001年のPrix de Guiche(G3)勝ち+同年のG1グランプリドパリで2着入線を経て、北米転戦後は同年のG1マリブステークス(サンタアニタ・ダート7ハロン)を制覇しG2ストラブステークス(ダート1マイル1/8)ではステークスレコードを樹立した実証派の中距離型です。現役通算11戦5勝・獲得55万4146ドルの戦績を残した北米主流種牡馬の1頭です。

種牡馬としてのMizzen Mastは、Juddmonte Farmsで2002年から2021年の引退まで継続的に供用され、その間に通算70頭以上のステークス勝ち産駒を送り出した実証派の主力種牡馬として記憶されます。重賞・グレードステークス勝ち産駒は27頭、G1勝ち産駒は11頭という上位の数字を残し、代表産駒にはBCターフスプリントG1を2度制したMizdirection、MGISWのCaravel、Mast Track(G1)、Ultimate Eagle(G1)、Full Mast(イタリアG1グランクリテリウム)等が並びます。北米・欧州・日本の3地域で芝・ダート・人工馬場の全馬場面で重賞勝ち産駒を輩出した汎用性の高い種牡馬で、配合相手の繁殖牝馬を引き上げる"アップグレーダー"型のサイアーという評価が定着しています。Mizzen Mastは2024年に27歳で世を去り、北米主流種牡馬の歴史に名を残した1頭となりました。

3代母にあたるSomething Wicked(USA・1997年生)は父Chimes Bandの黒鹿毛の繁殖牝馬で、米国国内で繁殖牝馬として活動した1頭です。Mizzen Mastとの配合からマニーズオンシャーロットの全姉妹にあたるMaybe Wicked(2013年生・牝・父Mizzen Mast)を送り出しており、Maybe Wickedは米国通算15戦5勝でWest Virginia Secretary of State S(リステッド)勝ち+獲得本賞金25万283ドルというステークス勝ちまで到達した個体です。Something Wickedの繁殖陣としての実証データが姉妹2頭でステークス勝ちまで到達した蓄積を持つ母系という整理になります。

Chimes Band(1991年生)はDixieland Band系の種牡馬で、Northern Dancer系のスピード血脈を内包する北米主流ラインに属します。母系の3代を通じてMizzen Mast(Caro系)・Chimes Band(Northern Dancer系)・Northern Dancer系の良血が複数組み合わさった構造で、米国主流のスピード・パワー因子を多重に内包する米国型ファミリーという特徴を持ちます。

近親活躍馬と母系の厚み

母マニーズオンシャーロット自身が米G1ベルダムステークス2着+G3モリーピッチャーステークス勝ち+米国stakes戦線4連勝+G2ステークス2回入着の濃密な実証データを残した北米中堅クラス上位の牝馬で、母系の柱として位置付けられます。3代母Something Wicked系統からの実証はMaybe Wicked(全姉妹・West Virginia Secretary of State S勝ち)による米国リステッド勝ち実証で支えられます。

繁殖入り後のマニーズオンシャーロットは、ノーザンファームでの安平産駒群を継続的に送り出しています。

1番仔ウィングヘヴン(2019年2月7日生・牝・芦毛・父Arrogate)は栗東の茶木太樹厩舎・キャロットファーム所属で、JRA中央通算3戦1勝の戦績を残しました。2022年1月16日の中京ダート1800m新馬戦を制してデビュー戦初勝利を挙げ、2023年4月2日と同年6月25日の阪神ダート1800mを連勝した3戦3勝の早期実証データを残します。現役を退き繁殖牝馬として活動中で、獲得本賞金は920万円を計上しました。父Arrogateは2017年の世界最優秀競走馬2度受賞の北米最上位馬で、初年度産駒として登場した1頭です。

2番仔以降は牝馬のファピオラ(2021年生・鹿毛・父キタサンブラック・南関東地方競馬所属)が地方競馬通算4戦1勝の戦績を残しています。3番仔マイクインダム(2022年生・牝・黒鹿毛・父ロードカナロア)は安平町ノーザンファーム生産で現役の若駒段階、4番仔ハニージョー(2023年生・牡・青鹿毛・父コントレイル)はJRA中央2戦・獲得本賞金約190万円の現役の若駒段階、5番仔ジーティーサクラ(2024年生・牝・鹿毛・父キタサンブラック)は安平町ノーザンファーム生産で出走前の若駒段階という構成です。本馬マニーズオンシャーロットの25は6番仔・2頭目のコントレイル配合産駒となります。

母系の北米最上位stakes実証は母自身のG1ベルダムS 2着+G3モリーピッチャーS勝ち+米連勝4回が中心軸で、全姉妹Maybe Wickedによる米国リステッド勝ち実証が補完材料として並びます。日本国内産駒群では1番仔ウィングヘヴンが3戦1勝・3戦3勝という現役時代の手堅い実証データを残し、姉妹4頭目のハニージョー(コントレイル配合)がJRA中央で現役活動中という構成です。母系の中央実証は1番仔ウィングヘヴンの新馬戦勝ち上がり+2勝の3戦3勝シーンに代表される初期段階で、姉妹の重賞勝ち実証はまだ達成されていない蓄積段階に整理されます。

本馬母マニーズオンシャーロットにとって、コントレイル配合は4番仔ハニージョーに続く2回目の試みで、社台スタリオンステーション最上位帯の現役新種牡馬との配合を母自身の運用設計の中心軸に据えた構成と整理されます。米国産輸入繁殖牝馬+米G1勝ち最上位牝系+現代日本主力ロベルト系・サンデー系種牡馬の組み合わせを継続して試みる母系の継続的な良血産駒輩出という運用パターンが定着しつつあります。

父馬コントレイルについて

コントレイルは2017年4月1日生まれの青鹿毛で、父ディープインパクト・母Rhodochrosite(USA)・母父Unbridled's Songというサンデー系×米国主流血脈の良血に属します。現役通算成績はJRA中央11戦8勝で、獲得本賞金は約8億8045万円です。

主要勝鞍は2019年ホープフルステークスG1・2020年皐月賞G1・東京優駿G1・菊花賞G1の無敗クラシック三冠+2020年・2021年ジャパンカップG1の2勝という計5つのG1勝ちで、父子無敗三冠+ジャパンカップ連覇を達成した日本競馬史上8頭目のクラシック三冠馬として位置付けられます。JRA賞最優秀2歳牡馬(2019年)・最優秀3歳牡馬(2020年)・最優秀4歳以上牡馬(2021年)の3年連続部門賞獲得を経て、2022年から社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入りした現代日本最上位クラスの新種牡馬です。2026年種付け料は1800万円(受胎確認後支払い・フリーリターン特約付帯)で、初年度1200万円から段階的に上昇し社台スタリオンステーション最上位帯水準に位置付けられました。

父産駒の傾向と距離適性

コントレイルの初年度産駒は2025年にデビューし、JRA中央通算153戦20勝・勝率13.1%・複勝率35.9%という新種牡馬リーディング首位の戦績を記録しました。2025年JRA2歳サイアーランキング首位獲得+新種牡馬部門首位獲得という上位のスタートを切った現代日本最有力の新種牡馬の1頭です。

2025年2歳重賞戦線では札幌2歳ステークスG3でジーネキング2着、京都2歳ステークスG3で入着、リステッドの萩ステークスではバドリナートが勝利し産駒初の黒型(ステークス)勝ちに到達しました。重賞初制覇は産駒のデビューから1年後の2026年4月25日に東京競馬場で施行された第33回青葉賞G2でゴーイントゥスカイ(武豊騎乗・母父Tapit)が制覇した東京芝2400m戦で、産駒として最初の重賞タイトル獲得を達成した3歳春のクラシック路線の核となる勝利です。当時点までに延べ15〜19頭の産駒が重賞戦線に挑戦し、最高着順は札幌2歳ステークスのジーネキング2着でしたが、ゴーイントゥスカイの青葉賞勝ちで3歳春の重賞戦線における産駒の素質が現役世代で実証された段階に整理されます。

産駒の距離適性は芝1600m〜2400mを主戦場とするクラシックディスタンス型で、特に芝1800m〜2400mの中長距離域に強みを示します。芝1400m以下の短距離域はわずか1勝のみの傾向で、距離の延長に従って本領を発揮するスタミナ型のサンデー系種牡馬としての特性を継承します。

成長パターンは父コントレイル自身が2歳〜古馬まで継続的に成長を続けた特性を踏襲し、2歳戦で完成しきらず3歳春以降に伸びるスロースターター・晩成型の傾向が指摘されています。芝中距離G1の3歳春・古馬戦線での実証が継続的に積み上がる位置にある産駒群です。

母父との配合相性では、母系に欧州主流血脈(Galileo・Montjeu系)や米国主流スピード血脈(Tapit・Bernardini・Curlin・Quality Road・Pure Prize系)を持つ配合パターンに勝率上昇の傾向が見られています。青葉賞勝ちのゴーイントゥスカイは母父Tapit(=Storm Cat系の北米主流ダート血脈)、リステッド勝ちバドリナートも米国主流血脈を母系に持つ構成で、米国型スピード血脈との配合が3歳春のクラシック路線に届く配合パターンとして実証データが蓄積されています。

セレクトセール当歳市場での評価も継続的に高く、2025年セレクトセール当歳部門でコントレイル産駒は上場された25頭中9頭が1億円を超える落札価格を記録し、初年度に続いて2年連続で当歳市場における存在感を発揮しました。

配合評価とこの当歳の見どころ

父コントレイル(ディープインパクト×Rhodochrosite・母父Unbridled's Song)と母マニーズオンシャーロット(Mizzen Mast×Something Wicked・母父Chimes Band)の配合は、サンデーサイレンス系の最上位種牡馬ディープインパクト直仔の現代日本主力新種牡馬と、米国主流血脈の繁殖牝馬を組み合わせた日米主流の現代型配合に整理されます。

血統表内のクロスを見ると、父コントレイルの母父Unbridled's Song(米国主流種牡馬)と母系のMizzen Mast(父Cozzene→父系Caro)・Chimes Band(Dixieland Band→Northern Dancer系)が織りなす多層的な北米主流血脈の組み合わせ構造です。日本のサンデー系種牡馬と米国主流スピード血脈の母系の組み合わせは、コントレイル産駒の重賞戦線実証個体群と同型の配合パターンに整理されます。

コントレイル×米国主流母系配合の実証データを見ると、青葉賞G2勝ちのゴーイントゥスカイ(母父Tapit・米国主流ダート血脈)、リステッド萩ステークス勝ちのバドリナート、札幌2歳ステークスG3 2着のジーネキング等、現役の3歳春・2歳秋戦線での実証個体群がコントレイル産駒における米国型スピード血脈との相性の高さを示しています。本馬の母父Mizzen Mast(Caro系)はTapit(Pulpit→A.P. Indy→Seattle Slew系)とは血統的に異なるラインですが、米国主流のスピード・パワー因子を内包する点では同型の配合背景となります。

3代血統の構造的特徴は、父系のサンデーサイレンス系(ディープインパクト→サンデーサイレンス)が持つ瞬発力と切れ味、母父Unbridled's Songが内包する米国主流のパワー、そして母系Mizzen Mast(Cozzene→Caro)が持つ汎用性の高い中距離適性、3代母父Chimes Band(Northern Dancer系)のスピード因子の組み合わせという多層的な配合背景という点にあります。父コントレイル自身が2400mのジャパンカップを2勝した中長距離型のサンデー系種牡馬で、母自身が米国ダート1マイル〜1マイル1/8の中距離域で4連勝を含む7勝を挙げた中距離型の米国産牝馬という距離適性の重複構造を持ちます。

距離適性の予測は芝の1800m〜2400mが主戦場の中心域となります。父コントレイルの牡馬産駒が3歳春のクラシック・トライアル路線で結果を残してきた実証データ(ゴーイントゥスカイ青葉賞G2勝ち)に加え、コントレイル×米国主流母父配合の中長距離適性傾向、さらに母マニーズオンシャーロット自身が米国ダート1マイル〜1マイル1/8の中距離域で7勝を挙げた実戦データを踏まえれば、3歳春の青葉賞〜東京優駿路線、または古馬の中距離G1戦線でのマイル〜中距離適性発揮が血統的に整合します。馬場適性は良馬場での切れ味を主軸としつつ、母系の米国ダート血脈由来のパワー感が重馬場・不良馬場にも対応する素地を残します。

母マニーズオンシャーロットにとって本馬は6番仔・2回目のコントレイル配合産駒となります。過去5頭の産駒はArrogate(1番仔ウィングヘヴン・JRA3戦1勝)・キタサンブラック(ファピオラ・地方競馬1勝)・ロードカナロア(マイクインダム・出走前)・コントレイル(4番仔ハニージョー・JRA現役)・キタサンブラック(ジーティーサクラ・出走前)という社台SS最上位帯種牡馬群との配合が試されてきた経緯を持ち、本馬6番仔で再びサンデー系トップサイアーのコントレイル配合という核となる軸に切り替えられた1頭です。母系の米G1ベルダムS 2着+モリーピッチャーSG3勝ち+4連勝の北米最上位stakes実証データと、父コントレイルの三冠+ジャパンC連覇+JRA2歳リーディング首位獲得の現代日本最上位クラスの素材が交差する位置にある牡馬産駒です。

価格面については、サンデーサラブレッドクラブ2026年度募集第12番として総額7000万円(1口175万円・40口・関東美浦入厩予定)で募集されています。同クラブ2026年度募集ラインアップは平均価格が上昇傾向で、最高価格は1億5000万円(グランアレグリアの25・ラッキーライラックの25・ミュージアムヒルの25)で、種牡馬別平均価格はキタサンブラック産駒5頭が1億200万円・イクイノックス産駒10頭が9500万円・サートゥルナーリア産駒5頭が8400万円という上位帯となっています。コントレイル産駒の同クラブ募集5頭は6000万円〜8000万円の価格帯で、本馬7000万円は同クラブ募集ラインアップの中位帯+コントレイル産駒5頭中の中位水準に整理されます。父の市場性(2026年種付け料1800万円・社台SS最上位帯)+母自身の米G1ベルダムS 2着+G3勝ち+4連勝の北米最上位牝系+1番仔ウィングヘヴンの中央3戦1勝という濃密な実証データを踏まえれば、内容に対して整合した価格設定に整理されます。

総合所見

本馬の強みと懸念を整理すると以下のようになります。

強み

  • 母マニーズオンシャーロット自身が米G1ベルダムステークス2着+G3モリーピッチャーステークス勝ち+米国stakes戦線4連勝+G2チルッキS 2着+G2ガゼルS 3着の北米中堅クラス上位の実証データを残しました。獲得本賞金は約57万5000ドル超で、米国主流のダート1マイル〜1マイル1/8の中距離域で2歳〜5歳まで継続的に重賞・stakes戦線で結果を出した実証派の牝馬です。
  • 父コントレイルは2025年JRA2歳サイアーランキング首位+新種牡馬リーディング首位獲得の現代日本最上位クラスの新種牡馬で、2026年4月の青葉賞G2でゴーイントゥスカイが産駒重賞初制覇を達成し3歳春クラシック路線への素質が実証された段階に到達しています。2026年種付け料1800万円は社台スタリオンステーション最上位帯水準に位置します。
  • コントレイル×米国主流母父配合(母父Mizzen Mast)は、ゴーイントゥスカイ(母父Tapit・青葉賞G2勝ち)・バドリナート(リステッド勝ち)・ジーネキング(札幌2歳S 2着)というコントレイル産駒の重賞・stakes実証個体群と同型の米国型スピード血脈母系を持つ配合パターンに整理されます。

懸念

  • 母マニーズオンシャーロットの繁殖入り後の中央実証は1番仔ウィングヘヴンの新馬戦勝ち上がり+2勝(3戦1勝)の段階で、重賞勝ち実証はまだ達成されていない蓄積初期段階に整理されます。
  • 父コントレイルの重賞勝ち産駒は現時点でゴーイントゥスカイの青葉賞G2の1頭のみで、G1勝ち産駒は未達の段階という点で、エピファネイア・キズナ・イクイノックス等の確立済み最上位種牡馬と比較すると実証データの蓄積はこれからの段階に整理されます。
  • 母系の中央実証は1番仔ウィングヘヴン(3戦1勝)・4番仔ハニージョー(現役)の段階で、姉妹群の重賞勝ち実証はまだ達成されていません。

総額7000万円(1口175万円・40口)は、現代日本最上位の新種牡馬コントレイル×北米最上位stakes実証牝系という2要素を備えた牡馬産駒として、同クラブ2026年度募集ラインアップの中位帯+コントレイル産駒の中で中位水準の価格設定です。日本主流の芝中距離〜マイル路線での素質と、北米G1勝ち最上位牝系の母系背景を併せ持つ1頭として、母系評価と父の市場性が整合した価格水準で両立した個体に整理されます。

評価スコア

評価軸 スコア 評価根拠
母の繁殖能力 ★★★★☆ 米国通算24戦7勝・獲得約57万5000ドル超、G1ベルダムS 2着+G3モリーピッチャーS勝ち+米国stakes戦線4連勝+G2チルッキS 2着+G2ガゼルS 3着の北米中堅クラス上位実証、1番仔ウィングヘヴンJRA3戦1勝の蓄積初期段階
近親活躍度 ★★★☆☆ 母自身の米G1 2着・G3勝ち・米連勝4回が中心軸、全姉妹Maybe WickedがWest Virginia Secretary of State S(L)勝ち+25万283ドル獲得、1番仔ウィングヘヴンJRA3戦1勝、姉妹群の重賞勝ち実証は未達段階
父産駒適性 ★★★★☆ コントレイルは2025年JRA2歳サイアー首位+新種牡馬首位、ゴーイントゥスカイ青葉賞G2勝ち(産駒重賞初制覇)+バドリナート萩S(L)勝ち+ジーネキング札幌2歳S 2着、2026年種付け料1800万円の最上位帯
配合評価 ★★★★☆ コントレイル×米国主流母父(Mizzen Mast=Caro系)はゴーイントゥスカイ(母父Tapit・青葉賞G2)・バドリナート(母父米国主流血脈)と同型の米国型スピード血脈母系配合パターン、芝1800m〜2400m中長距離適性の実証蓄積進行中
価格妥当性 ★★★★☆ 7000万円(1口175万円・40口)はクラブ中位帯+コントレイル産駒5頭(6000万〜8000万円)中の中位水準、母系の米G1 2着+G3勝ち+米連勝4回の濃密な北米最上位stakes実証と父の最上位帯市場性に対して整合
総合評価 ★★★★☆ 加重平均3.75、母繁殖能力+父産駒適性+配合評価+価格妥当性の4軸で★4を確保した米G1勝ち最上位牝系×現代日本最上位新種牡馬の組み合わせが強み

本評価は独自のアルゴリズムに基づき、母系・近親・配合・産駒適性・市場性を総合的に判定したものです。