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社台 No.2

メンディドの25

AI Evaluation

5軸 加重評価サマリー

3.60/5.00
★★★★☆
母系・近親・父産駒・配合・価格妥当性の5軸を加重平均で算出した総合評価です。母系と近親を計50%、父産駒適性20%、配合と価格を計30%の重みづけで集計しています。
母系
4.0★★★★☆
近親
3.0★★★☆☆
父産駒
4.0★★★★☆
配合
3.0★★★☆☆
価格
4.0★★★★☆
Profile
母父
Broken Vow
牧場
社台ファーム
性別
誕生日
3/11
毛色
黒鹿
地区
関東
Price
総額
7,000万円
一口 (全40口)
175万円

本ページの評価は独自のアルゴリズムに基づく分析です。競走成績を保証するものではありません。出資判断は必ず免責事項をご確認の上、自己責任で行ってください。

AI評価レポート

メンディドの25 AI評価レポート

母メンディドの競走実績と特徴

母メンディド(Mended)は2013年3月16日生まれの鹿毛の牝馬で、父Broken Vow(USA)・母Fair and Square(USA)・母父Awesome Again(CAN)という北米主流の血脈に属します。生産はケンタッキー州のSheltowee Farm、Mariah Thoroughbreds LLC、Pin Oak Stud LLCの3者連名による米国産の牝馬です。

現役通算成績はUSA通算31戦13勝で、2着5回・3着5回・着外8回の構成です。獲得本賞金は27万1690ドルが公表されており、北米のステークス戦線・条件戦線の双方で結果を残した中堅クラス上位の牝馬という整理になります。

現役のターニングポイントは2017年1月6日のゴールデンゲートフィールズで施行されたクレーミング戦で、Troy Onorato・Maritza Onorato夫妻が1万2500ドルの安値で本馬を入手した取引でした。同じ2017年シーズン中に管理がジョン・マーティン調教師に移って以降、本馬は7月のデルマー、秋のオークツリー・アット・プレザントン、ゴールデンゲート、ガルフストリームパークと4つの異なる競馬場で連勝を重ね、ダート短距離〜中距離戦線で10連勝を達成しました。同年12月2日にガルフストリームパークで施行された11万ドル賞金のクレーミングクラウン・グラススリッパーステークス(ダート1マイル・1分36秒42)を6馬身3/4の大差で完勝し、2017年の北米全体で最長の10連勝記録を樹立した1頭となります。

10連勝の流れを引っさげて挑んだ2018年1月13日のサンタアニタ競馬場G2ラカニャーダステークス(古馬牝馬・ダート1マイル1/16)では、頭差の2着惜敗で連勝記録に終止符が打たれましたが、同馬のキャリアベストとなるベイヤースピード指数91を記録しました。続く同年3月17日にサンタアニタで施行されたG1サンタマルガリータステークス(古馬牝馬・ダート1マイル1/8・40万ドル)では、勝ち馬Faultに先着を許したものの、Mopotismを抑える2着入線を果たし、北米古馬牝馬最高峰戦線で実証を残しました。サンタマルガリータは古馬牝馬G1の格付けレースで、本馬はクレーマー出身ながら米国G1の2着まで上り詰めた稀有な戦績軌跡を残した牝馬として整理されます。

主戦場は北米のダート1マイル前後の中距離域で、4歳〜5歳の充実期に10連勝+G1 2着+G2 2着の濃密な実証データを2シーズンに渡って積み上げた中堅クラス上位の牝馬という位置付けです。31戦13勝(勝率42%)+獲得27万1690ドルという数字は、クレーミング戦線出身でG1の壇上にまで届いた米国のサクセスストーリー型の経歴を反映する構造です。

引退後はノーザンファームの関係者により日本に輸入され、社台ファーム繋養の繁殖牝馬として再スタートを切りました。馬主名義は吉田照哉氏で、社台ファームの生産・繁殖陣に組み込まれた1頭です。米G1の2着実証+10連勝という濃密な現役データを保有した状態で日本の繁殖陣に加わった経緯は、北米中堅クラス上位の実戦データを母系に持ち込む形の繁殖牝馬導入パターンとして整理されます。

クレーミング戦線出身でG1の壇上に届いた米国の競馬ファンの間では、本馬は2017年シーズンを象徴する「サクセスストーリー牝馬」として記憶される1頭となりました。1万2500ドルで入手された4歳馬が、わずか1年で米G1で2着まで上り詰めた経緯は、北米のクレーミング戦線の懐の深さと、本馬自身の血統的素質の発露を体現した稀有な事例として整理されます。本馬の戦績データは「血統+管理+鞍上の整合」による底上げの結果として、繁殖入り後の社台ファーム陣営の選定基準に合致した1頭という位置付けです。日本における繁殖陣への導入は2019年シーズン以降と推定され、初仔は2020年生まれのポリフォーリアに該当します。

母父Awesome Againと母系背景

母父にあたるAwesome Again(CAN)は1994年生まれの鹿毛で、父Deputy Minister・母Primal Force・母父Blushing Groomという北米主流の血脈に属する種牡馬です。現役時代はアダム・スプリングス所有・パトリック・バーン調教師の管理下で1998年のG1ブリーダーズカップクラシック(ダート10ハロン)+G1クイーンズプレートステークスを制した北米最上位の中距離型で、現役通算9戦6勝・無敗のキャリアを送った実証派の名馬です。

種牡馬としてのAwesome Againは、フランク・ストロナック氏のアデナスプリングスで継続的に供用され、その間に通算70頭以上のステークス勝ち産駒+15頭のG1勝ち産駒を送り出した北米主力種牡馬の1頭となりました。代表産駒には2004年北米年度代表馬・最優秀古馬のGhostzapper(BCクラシックG1)+2007年最優秀古牝馬のGinger Punch(BCディスタフG1)+2006年BCディスタフG1勝ちのRound Pond+2013年プリークネスステークスG1勝ちのOxbow+G1 8勝のGame On Dudeが並びます。母父系統としても多くの実証データを残しており、北米のダート中距離戦線で確立したサイヤーラインを形成した種牡馬として位置付けられます。

3代母にあたるFair and Square(USA・2007年生)はAwesome Againの直仔の繁殖牝馬で、米国国内で繁殖牝馬として活動した1頭です。Broken Vowとの配合から本馬メンディドの全姉妹群を含む産駒群を送り出した母系の中継点として位置付けられます。Fair and Square自身の現役戦績は限定的ですが、北米G1勝ち種牡馬Awesome Againの直仔としての強い血統表構造を備える繁殖牝馬という整理です。

母系の祖父系統はDeputy Minister(Northern Dancer系の北米主流種牡馬)、3代母父系統はUnbridled(Mr. Prospector系の北米主流ダート種牡馬・1990年ケンタッキーダービーG1勝ち)というNorthern Dancer系×Mr. Prospector系の二大主流配合を母系内に強く意識した北米ダート主流の血統設計です。本馬の血統表内では父Broken Vow(父Unbridled→Mr. Prospector系)+母父Awesome Again(父Deputy Minister→Northern Dancer系)というUnbridled系×Deputy Minister系の北米主流配合の母として、ダート中距離型の血統構造を備える設計に整理されます。

父Broken Vow(USA・1997年生・鹿毛・父Unbridled×母Wedding Vow×母父Nijinsky II)も母メンディドの血統表評価において欠かせない要素です。Broken Vowは現役時代に2001年G2フィリップHアイセリンハンデキャップ+G3ベンアリステークス勝ち+G1ガルフストリームパークH 3着+G2メドウランズカップ2着の北米中距離型として通算14戦9勝・獲得72万5296ドルの実証を残した実証派の中距離型馬で、引退後はピンオーク・スタッドで約20年間継続供用された北米主流種牡馬の1頭です。Broken Vowは現役期に通算159頭のステークス勝ち産駒+80頭のステークス勝ち馬+6頭のG1勝ち産駒(2016年BCジュヴェナイルフィリーズG1勝ち・2歳牝馬チャンピオンのChampagne Room+Unbridled Belle+Sassy Image+Cotton Blossom+Rosalindなど)+獲得本賞金8060万ドル超の産駒群を送り出し、北米トップ25種牡馬入りした実証派の主力種牡馬として記憶されます。父Broken Vowが内包する中距離パワー+母父Awesome Againの中距離スタミナの組み合わせが母メンディド自身の現役能力(米G1サンタマルガリータS 2着+10連勝)の血統的源泉として整理されます。

近親活躍馬と母系の厚み

母メンディド自身が米G1サンタマルガリータステークス2着+米G2ラカニャーダステークス2着+クレーミングクラウングラススリッパーS勝ち+10連勝(2017年北米最長連勝)+獲得27万1690ドルの濃密な実証データを残した北米中堅クラス上位の牝馬で、母系の柱として位置付けられます。クレーマー出身ながらG1の壇上にまで届いた4〜5歳の充実期2シーズンの実戦データは、母系の中核を支える実証材料となります。

繁殖入り後のメンディドは、社台ファームでの日本産駒を継続的に送り出しています。生産は社台ファーム、馬主は吉田照哉氏という運用パターンです。

中央実証の中核に位置するのは2番仔ポリフォーリア(Polifolia・2020年2月11日生・牝・鹿毛・父キタサンブラック)です。栗東の鈴木伸尋厩舎・吉田照哉所有でJRA中央通算11戦2勝、獲得本賞金1300万円の現役戦績を残しました。2023年3歳春の重賞戦線では同年3月12日に阪神競馬場で施行された第57回報知杯フィリーズレビューG2(芝1400m・斤量54kg)に18頭立てで挑戦し、勝ち馬Sing That Songから着差を負って8着入線を果たしています。3歳重賞挑戦+条件戦2勝の現役実証データを残し、2025年2月に引退しました。

ポリフォーリアの兄弟群を含むメンディドの産駒構成は5頭で、ポリフォーリア(2020年生・牝・父キタサンブラック・JRA2勝)に並ぶもう1頭の中央実証としてホイップステッチ(Whipstitch・牝・JRA中央2勝・獲得本賞金約1473万円)がおり、母自身の繁殖陣としての勝ち上がり産駒輩出が2頭に到達した蓄積段階に整理されます。本馬メンディドの25は5頭目の産駒+父イクイノックスとの組み合わせ初回・社台レースホースが所有する1頭目の産駒という位置付けです。

母系の北米最上位stakes実証は母自身のG1サンタマルガリータS 2着+G2ラカニャーダS 2着+10連勝+クレーミングクラウンGSS勝ちが中心軸で、繁殖入り後の中央実証はポリフォーリア(2勝)+ホイップステッチ(2勝)による中央条件戦勝ち上がり産駒2頭が補完材料として並びます。母系の中央重賞勝ち実証はまだ達成されていない蓄積段階で、ポリフォーリアの報知杯フィリーズレビューG2 8着が現時点の最高着順となります。

本馬母メンディドにとって、イクイノックス配合は5頭目の産駒+父イクイノックスとの組み合わせ初回の試みです。これまで2頭の中央勝ち上がり産駒(キタサンブラック直仔ポリフォーリア+ホイップステッチ)を輩出した母自身の運用設計が、今回はキタサンブラック直仔の現役世界最高峰馬であるイクイノックスを父に迎える形に切り替わったことになり、現代日本最上位クラスの新種牡馬との配合という新しい局面に入った構成として整理されます。北米G1 2着実証牝系+現代日本最上位クラスの新種牡馬という組み合わせの中央実証データはこれから積み上がる位置です。

父馬イクイノックスについて

イクイノックスは2019年3月23日生まれの青鹿毛で、父キタサンブラック・母シャトーブランシュ・母父キングヘイローというサンデー系×ロベルト系/ヘイロー系の良血に属します。現役通算成績はJRA中央+UAE通算10戦8勝で、獲得本賞金は約17億5655万円と海外賞金約780万ドルを加算した日本競馬史上最高の獲得額に到達しました。

主要勝鞍は2022年天皇賞(秋)G1・有馬記念G1+2023年ドバイシーマクラシックG1・宝塚記念G1・天皇賞(秋)G1・ジャパンカップG1+2021年東京スポーツ杯2歳ステークスG3の計6つのG1勝ちで、2023年は世界レーティング135ポンドの首位+ロンジン世界最優秀馬+JRA年度代表馬2年連続選出の名誉を受けた現役世界最強馬として位置付けられます。2024年から社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入りした現代日本最上位クラスの新種牡馬です。

父産駒の傾向と距離適性

イクイノックスは2024年から種牡馬入りした新種牡馬で、初年度2024年シーズンは社台スタリオンステーション史上最多級の203頭の繁殖牝馬に種付けを行い、2025年シーズンも206頭の繁殖牝馬を集めた最上位帯の供用実績を残しています。2026年種付け料は2500万円で、キタサンブラックと並んで社台スタリオンステーション最上位帯の首位水準に位置します。本馬メンディドの25は2025年生まれのイクイノックス初年度産駒の1頭です。

初年度産駒は2025年生まれで、現時点で1歳の段階に到達した若駒群です。デビューは最速で2027年以降の予定で、競走実証データは現時点で蓄積前段階に整理されます。

産駒の市場性は最上位帯の評価が定着しており、2025年7月15日のセレクトセール当歳馬セッションでは、上場された25頭中11頭(報道により23〜24頭中11頭超)が1億円を超える落札価格を記録しました。最高額のミッドナイトビズーの2025(牡・米G1 5勝の名牝Midnight Bisouの初仔)は5億8000万円で落札され、これはセレクトセール史上歴代3位タイの高額落札となります。ゴーイングトゥベガスの2025(4億5000万円)+グローバルビューティーの2025(3億1000万円)+ムーチョアンユージュアルの2025(2億6000万円)+キャンプロックの2025(2億3000万円)等が1億円超の高額落札馬として並びます。当歳馬の平均落札額1億5500万円超は、当歳セッション全体平均(約7500万円)の2倍以上の水準で、初年度産駒の市場性は歴代新種牡馬の中でも上位の数字を示しました。

産駒の距離適性予測は、父イクイノックス自身がJRA芝1800m〜2500mの中長距離戦線+UAE芝2410mのドバイシーマクラシックを制した中長距離型の現代日本最上位馬で、距離適性の延長は芝1800m〜2400mのクラシック・古馬中距離G1戦線が血統的主戦場の中心域として予想されます。父キタサンブラックの中長距離スタミナ因子+母父キングヘイロー(ヘイロー直仔)のスピード因子+ロベルト系・サンデーサイレンス系の重複構造により、芝中長距離域の瞬発力と持続力を高水準で兼ね備える素材を生み出す可能性を備える血統設計です。

成長パターンは父イクイノックスが2歳秋の東京スポーツ杯2歳S(G3)で初重賞勝ち+古馬G1戦線で頂点に立った中長距離成長型を踏襲する流れで、3歳春のクラシック路線・古馬G1戦線で本領を発揮する素材を多く輩出する可能性を備える種牡馬としての位置付けです。実証データの蓄積はこれから始まる段階で、初年度産駒のデビュー(2027年以降)から本格的な傾向把握の局面に入ります。

配合評価とこの当歳の見どころ

父イクイノックス(キタサンブラック×Sadler's Wells→キングヘイロー)と母メンディド(Broken Vow×Awesome Again・母父Awesome Again・3代母父Unbridled)の配合は、現代日本最上位クラスのサンデー系/ロベルト系種牡馬と、北米G1 2着実証の米国主流ダート血脈の繁殖牝馬を組み合わせた日米主流の現代型配合に整理されます。

血統表内のクロスを見ると、父イクイノックスの母系に含まれるNorthern Dancer系のSadler's Wells系統(母父キングヘイローの父父Lyphardはノーザンダンサー系)と、母メンディドの父父Unbridled系(Mr. Prospector系)・母父Awesome Againの父Deputy Minister系(Northern Dancer系)が織りなす多層的なNorthern Dancer系×Mr. Prospector系の北米主流血脈の組み合わせ構造です。父父キタサンブラックの父ブラックタイドの母父Royal Skiまで遡るNorthern Dancer系の脈と、母父Awesome Again経由のDeputy Minister→Northern Dancer系の脈が複数本入る構造で、Northern Dancerの中庸クロス(4×5系)が母系内に分布する血統設計に整理されます。

イクイノックス×北米主流母父配合の実証データは初年度産駒のデビュー前段階で未確立ですが、父キタサンブラック直仔の現役世代における米国主流母系配合の実証としては、キタサンブラック産駒のイクイノックス自身が母父キングヘイロー(母系にNorthern Dancer系のLyphard持ち)で年度代表馬2年連続+世界レーティング首位という最上位の結果を残しています。本馬の母父Awesome Again(Deputy Minister→Northern Dancer系)はキングヘイロー(Lyphard→Northern Dancer系)と異なるNorthern Dancer系の支流ですが、サンデーサイレンス系×Northern Dancer系母父の組み合わせとしては同型の配合背景を備える1頭となります。

3代血統の構造的特徴は、父系のサンデーサイレンス系(キタサンブラック→ブラックタイド→サンデーサイレンス)が持つ瞬発力と切れ味、父母系のSadler's Wells系/キングヘイロー系の中長距離持続力、母系のBroken Vow(Unbridled系)が内包する北米主流のダート中距離パワー、母父Awesome Again(Deputy Minister系)のスピード因子の組み合わせという多層的な配合背景という点にあります。父イクイノックスが芝2400mのジャパンカップを制した中長距離型の現代日本最上位馬で、母自身が米国ダート1マイル前後の中距離域で13勝+G1 2着を挙げた中距離型の米国産牝馬という距離適性の中距離域での重複構造を持ちます。

距離適性の予測は芝の1800m〜2400mが主戦場の中心域となります。父イクイノックスの中長距離G1勝ちパターン+母メンディドの米国ダート中距離での10連勝・G1 2着実証+両者の中距離域での距離適性の重複構造を踏まえれば、3歳春のクラシック・トライアル路線、または古馬の中距離G1戦線でのマイル〜中距離適性発揮が血統的に整合します。馬場適性は芝の良馬場での切れ味を主軸としつつ、母系の米国ダート血脈由来のパワー感が重馬場・不良馬場にも対応する素地を残します。

母メンディドにとって本馬は5頭目の産駒+父イクイノックスとの組み合わせ初回となります。過去4頭の産駒のうち2頭(キタサンブラック直仔ポリフォーリア・ホイップステッチ)が中央2勝の勝ち上がり実証データを残しており、母の運用設計上ここで現代日本最上位クラスの新種牡馬イクイノックスを配合する流れに切り替えた1頭です。北米G1 2着実証+10連勝の濃密な現役データを残した母+現役世界最強馬として記憶されるイクイノックスの組み合わせが交差する位置にある牝馬産駒となります。

価格面については、社台レースホース2026年度募集第2番として総額7000万円(1口175万円・40口・関東美浦入厩予定)で募集されています。社台レースホース2026年度の最高価格は1億円(カリーナミアの25・牡・父イクイノックス)で、牝馬最高価格は8000万円(シャンペルゼリーゼの25・エアルーティーンの25)です。本馬7000万円は社台レースホース牝馬価格帯の上位2番手に並ぶ水準に整理されます。父イクイノックスの市場性(2026年種付け料2500万円・社台SS首位タイ・セレクトセール当歳25頭中11頭超が1億円超落札)+母メンディドのG1サンタマルガリータS 2着+10連勝+獲得27万1690ドルの北米中堅クラス上位stakes実証+1番仔ポリフォーリア+ホイップステッチの中央2勝×2頭の蓄積データを踏まえれば、内容に対して整合した上位帯の価格設定に整理されます。

総合所見

本馬の強みと懸念を整理すると以下のようになります。

強み

  • 母メンディド自身が米G1サンタマルガリータステークス2着+米G2ラカニャーダステークス2着+クレーミングクラウングラススリッパーS勝ち+2017年北米最長10連勝+獲得27万1690ドルの北米中堅クラス上位の濃密な実証データを残しました。クレーマー出身ながらG1の壇上にまで届いた4〜5歳の充実期2シーズンの実戦データは、米国主流のダート1マイル前後の中距離域における勝率42%(31戦13勝)の高い実証層を備えます。
  • 父イクイノックスは現役世代の世界最強馬として年度代表馬2年連続+2023年世界レーティング135ポンドの首位+ロンジン世界最優秀馬の名誉を受けた現代日本最上位クラスの新種牡馬で、2026年種付け料2500万円は社台スタリオンステーション首位タイの水準です。2025年7月のセレクトセール当歳セッションでは初年度産駒の市場性が歴代新種牡馬最上位帯の数字を記録しました。
  • 繁殖入り後のメンディドはキタサンブラック直仔ポリフォーリア(JRA中央11戦2勝・1300万円・報知杯フィリーズレビューG2 8着)+ホイップステッチ(JRA中央2勝・1473万円)の2頭の中央勝ち上がり実証を蓄積しました。本馬はキタサンブラック直仔イクイノックスとの組み合わせ初回・母自身5頭目の産駒となります。

懸念

  • 母メンディドの繁殖入り後の中央実証はポリフォーリア+ホイップステッチの条件戦勝ち上がり2頭の段階で、母系の重賞勝ち実証はまだ達成されていない蓄積段階に整理されます。ポリフォーリアの報知杯フィリーズレビューG2 8着が現時点の最高着順です。
  • 父イクイノックスは2024年種牡馬入り・初年度産駒2025年生まれの新種牡馬で、産駒のデビューは最速2027年以降の予定です。産駒の競走実証データは現時点で蓄積前段階に整理され、ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック等の確立済み最上位種牡馬と比較すると実証データの蓄積はこれからの段階です。
  • 母系の北米最上位stakes実証は母自身のG1 2着が中心軸で、姉妹群の重賞勝ち実証は現時点で未達のため、母系の血統的厚みは北米中堅クラス上位帯に整理されます。

総額7000万円(1口175万円・40口)は、現代日本最上位の現役世代世界最強馬イクイノックス×北米G1 2着実証+10連勝牝系という2要素を備えた牝馬産駒として、社台レースホース2026年度募集牝馬価格帯の上位2番手の水準です。日本主流の芝中距離〜マイル路線での素質と、北米G1勝ち相当の最上位stakes実証母系の組み合わせが交差した1頭として、母系評価と父の市場性が整合した上位帯価格水準で両立した個体に整理されます。

評価スコア

評価軸 スコア 評価根拠
母の繁殖能力 ★★★★☆ 米国通算31戦13勝・獲得27万1690ドル、G1サンタマルガリータS 2着+G2ラカニャーダS 2着+クレーミングクラウンGSS勝ち+2017年北米最長10連勝の北米中堅クラス上位実証、勝率42%、ポリフォーリア+ホイップステッチの中央2勝×2頭の蓄積初期段階
近親活躍度 ★★★☆☆ 母自身の米G1 2着・G2 2着・10連勝が中心軸、ポリフォーリア(JRA11戦2勝・報知杯フィリーズレビューG2 8着)+ホイップステッチ(JRA2勝)の中央勝ち上がり2頭、姉妹群の重賞勝ち実証は未達段階
父産駒適性 ★★★★☆ イクイノックスは2024年種牡馬入り・現役世代世界最強馬(年度代表馬2年連続・世界レーティング135首位)、2026年種付け料2500万円の社台SS首位タイ、2025年セレクトセール当歳25頭中11頭超が1億円超落札+最高5億8000万円の最上位市場性、初年度産駒は2027年デビュー予定の蓄積前段階
配合評価 ★★★☆☆ イクイノックス×北米主流母父(Awesome Again=Deputy Minister→Northern Dancer系)配合は実証蓄積前段階、サンデー系×Northern Dancer系母父の同型背景は父イクイノックス自身(母父キングヘイロー)と整合、芝1800m〜2400m中長距離適性の血統設計
価格妥当性 ★★★★☆ 7000万円(1口175万円・40口)は社台レースホース2026年度募集牝馬の上位2番手水準、父の最上位帯市場性+母自身の米G1 2着+10連勝+獲得27万1690ドルの濃密stakes実証+ポリフォーリア+ホイップステッチの中央2勝×2頭の蓄積データに対して整合
総合評価 ★★★★☆ 加重平均3.60、母繁殖能力+父産駒適性+価格妥当性の3軸で★4を確保した北米G1 2着+10連勝実証牝系×現代日本最上位現役世代世界最強馬イクイノックスの組み合わせが強み

本評価は独自のアルゴリズムに基づき、母系・近親・配合・産駒適性・市場性を総合的に判定したものです。