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サンデー No.13

サルファーコスモスの25

AI Evaluation

5軸 加重評価サマリー

3.60/5.00
★★★★☆
母系・近親・父産駒・配合・価格妥当性の5軸を加重平均で算出した総合評価です。母系と近親を計50%、父産駒適性20%、配合と価格を計30%の重みづけで集計しています。
母系
3.0★★★☆☆
近親
4.0★★★★☆
父産駒
4.0★★★★☆
配合
3.0★★★☆☆
価格
4.0★★★★☆
Profile
母父
キングカメハメハ
牧場
ノーザンファーム
性別
誕生日
1/5
毛色
鹿
地区
関東
Price
総額
6,000万円
一口 (全40口)
150万円

本ページの評価は独自のアルゴリズムに基づく分析です。競走成績を保証するものではありません。出資判断は必ず免責事項をご確認の上、自己責任で行ってください。

AI評価レポート

サルファーコスモスの25 AI評価レポート

母サルファーコスモスの競走実績と特徴

母サルファーコスモスは2018年3月11日生まれの黒鹿毛の牝馬で、父キングカメハメハ・母ミクロコスモス・母父ネオユニヴァースという日本主流血脈の融合に属します。生産地はノーザンファーム(安平町)で、サンデーレーシング名義のオーナーブリーダー体制下で誕生し、サンデーサラブレッドクラブ2019年度募集馬として登場した1頭です。管理は栗東の中内田充正厩舎が手掛けました。

現役での通算成績はJRA中央10戦2勝・2着1回・3着1回で、賞金は3637万5000円です。連対率30%・複勝率40%という数値を残し、近代日本軽種馬市場の重賞下クラスを駆け抜けた中距離・マイル牝馬として整理されます。デビューは2020年で、2021年2月6日の中京エルフィンステークス(リステッド・牝馬限定芝1600m)を5番人気で勝ち上がりオープン入りを果たしました。川田将雅騎手が手綱を取り、勝ちタイム1分36秒0(良馬場)の接戦をクビ差で制した1勝です。

3歳春のクラシック路線では桜花賞・優駿牝馬の3歳牝馬G1には出走せず、9月19日の納屋橋ステークス(中京芝1600m・3勝クラス)で2着の入着を残しました。続く2021年10月17日の秋華賞G1(阪神芝2000m)では3歳牝馬三冠の最終戦に挑み、12着の結果に終わっています。

引退レースは2023年5月21日のフリーウェイステークス(東京芝・3勝クラス)7着で、ここでJRA中央抹消・繁殖入りとなりました。距離適性は芝1600mのマイル戦線を軸に、1800m〜2000mの中距離までを射程に収めるタイプで、左回り・中京コースを得意とした中距離牝馬の素地を残しました。馬体重は498kg前後の大型馬で、追い込み傾向の脚質で末脚を活かす競馬を主軸にしました。

繁殖牝馬としてはノーザンファームの繁殖陣に加わり、現時点で1頭の産駒を送り出した段階にあります。本馬サルファーコスモスの25(2025年1月5日生・鹿毛・牡・父スワーヴリチャード)が1番仔となり、初産駒の登場となります。

母自身がリステッド競走勝ち+3勝クラス2着+秋華賞G1出走経験を持つ中央オープン経験馬であり、繁殖実証はこれからの段階に位置します。

母父キングカメハメハと母系背景

母父にあたるキングカメハメハは2001年生まれの鹿毛で、父Kingmambo・母マンファス・母父Last Tycoonという米国主流のミスタープロスペクター系・キングマンボ系に属します。現役戦績はJRA8戦7勝で、2004年第71回東京優駿G1を1分58秒台のレコードで制し、同年NHKマイルカップG1+毎日杯G3+京都新聞杯G2を制した変則二冠馬として日本軽種馬の中央クラシック史に名を残した名馬です。引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、2010年から2014年まで5年連続でJRAリーディングサイアー上位を維持、ロードカナロア・ドゥラメンテ・ホッコータルマエ・ルーラーシップ等の現代日本主力種牡馬を後継として残しました。

ミスタープロスペクター系内のキングマンボ直仔として現代日本軽種馬市場の中で最大級の血脈派閥を形成し、母父としての成績も高水準で継続しています。母父キングカメハメハ系の重賞勝ち産駒は層が厚く、現代日本のクラシック・古馬中距離戦線で結果を残す配合の主流軸の1つに整理される血脈です。

母系の3代目にあたるミクロコスモス(本馬の祖母)は2006年5月5日生まれの鹿毛で、父ネオユニヴァース・母ユーアンミー・母父Marquetryという日米融合血統に属します。現役戦績はJRA21戦4勝で、獲得賞金は1億163万3000円に達しています。

2歳暮れの2008年12月14日に阪神ジュベナイルフィリーズG1へ出走し、後の日本三大女傑の1頭となるブエナビスタの2馬身半差後方で3着の入着を果たし、JRAクラシックディスタンスの2歳牝馬G1で表彰台に上った1頭です。3歳になっても活力を継続し、3歳牝馬三冠の桜花賞G1+優駿牝馬G1+秋華賞G1に揃って出走、秋華賞では1番人気支持の本格派牝馬として登場し、レッドディザイアに敗れて5着・上がり最速タイムを記録する形でレースを終えました。3歳時の3歳牝馬G1で連続して上位人気の支持を得た実証データを残した牝馬です。

繁殖入り後の実証も高水準で、産駒7頭中12勝の集計を残しました。1番仔アンティノウス(2014年2月22日生・セン・父クロフネ・国内31戦8勝・賞金9193万4000円)が条件馬として実証を残し、2番仔コズミックフォース(2015年2月14日生・牡・父キングカメハメハ)がJRA13戦2勝+地方13戦4勝の通算26戦6勝で2018年の日本ダービーG1(東京優駿)で3着・プリンシパルステークス(リステッド)勝ちという中央G1表彰台の実績を残し、母系のG1適性を実証しました。本馬の母サルファーコスモスは6番仔にあたる立ち位置で、リステッド勝ち+秋華賞G1出走経験を残した牝馬として母系の中央実証を継承しています。

母系の3代血統内にはKingmambo→Mr. Prospector→Raise a Nativeの米国主流ミスタープロスペクター系、Marquetry→Conquistador Cieloの米国主流血脈、ネオユニヴァース→サンデーサイレンスの日本主流血脈が並ぶ構成です。本馬の3代血統は日米主流血脈が層をなす配合背景を持ち、母系3代続けて中央オープン以上の実証を継承する血統的厚みを備えます。

近親活躍馬と母系の厚み

母サルファーコスモスの近親には、現代日本軽種馬市場の中央クラシック路線で実証を残した実力派が並びます。

最大の存在は本馬の伯父にあたるコズミックフォース(2015年2月14日生・牡・父キングカメハメハ・全姉妹違い)で、母ミクロコスモスの2番仔として登場した実力派です。2018年5月27日の第85回東京優駿(日本ダービー)G1(東京芝2400m)に16番人気の伏兵として出走し、勝ち馬ワグネリアン・2着エポカドーロに続く3着・上がり34.7秒の末脚を駆使した内容で表彰台を獲得しました。同レースでブラストワンピース(後の2018年有馬記念G1勝ち馬)を上回る着順を残した実績は、母系のクラシック路線適性を示す重要な実証データです。

コズミックフォースのその他の実績は2018年プリンシパルステークス(リステッド・東京芝2000m)1着+2018年京成杯G3 2着で、3歳春のクラシック路線で複数の重賞戦線において結果を残しました。現役通算成績はJRA13戦2勝+地方13戦4勝の26戦6勝で、賞金はJRA1億163万円+地方5455万円の累計1億5618万円に達しています。

本馬の伯父にあたるもう1頭がアンティノウス(2014年2月22日生・セン・父クロフネ)で、現役国内31戦8勝・賞金9193万4000円という戦績を残しました。クロフネ産駒らしいダート戦線の活躍馬として中央〜地方を跨いだ堅実な勝ち上がり実証を残した条件馬です。

本馬の祖母ミクロコスモス自身も阪神JF G1 3着+秋華賞5着の中央G1出走経験を残した牝馬で、母から娘の2代続けて中央G1の表彰台または5着以内に入った母系の連続性は、日本軽種馬市場の中でも目を惹く実証データです。

牝系区分では本馬の母系はノーザンファームの繁殖陣に組み込まれた繁殖牝馬群の1つで、ミクロコスモス→ユーアンミー(Marquetry牝)という米国輸入牝馬を起源とする中央実証母系として、現代日本軽種馬市場のサンデーレーシング配下の牝系として整理されます。

母方の他の伯父・伯母にはウラノメトリア(産駒)を含む条件馬群が並び、ミクロコスモス7産駒12勝の集計の中で、コズミックフォースのダービー3着とアンティノウスの中央条件8勝が母系の中央実証の柱として位置付けられます。母自身もリステッド競走勝ち+秋華賞G1出走の中央オープン経験牝馬であり、母系の中央実証は祖母代から3代続けて連続している段階にあります。

牝系のさらなる広がりとしては、祖母ミクロコスモスの母ユーアンミーの全弟にあたるウェスタールンド(2012年生・セン・父ネオユニヴァース)が現役39戦6勝・賞金2億7361万5000円の戦績を残し、2020年4月19日のアンタレスステークスG3(阪神ダート1800m)を制してダート重賞勝ち馬となりました。本馬にとっての叔父祖父にあたる血統的関係で、母系の中央重賞実証を補強する1頭となります。

父馬スワーヴリチャードについて

スワーヴリチャードは2014年3月10日生まれの栗毛で、父ハーツクライ・母Pirona(IRE)・母父Unbridled's Songというハーツクライ系・サンデーサイレンス系内包の良血に属します。現役通算成績はJRA中央18戦6勝・海外1戦0勝の19戦6勝で、獲得賞金は8億9132万4000円+US$60万に達しています。

主要勝鞍は2018年第62回大阪杯G1(阪神芝2000m)と2019年第39回ジャパンカップG1(東京芝2400m)の2つのG1勝ちで、他に2017年金鯱賞G2・2017年共同通信杯G3・2016年弥生賞G2を制しました。2017年日本ダービーG1ではレイデオロの2着、2017年有馬記念G1ではキタサンブラックの2着の入着実績を残しました。2020年1月に現役引退後、社台スタリオンステーションで種牡馬入りした主力種牡馬の1頭です。

父産駒の傾向と距離適性

スワーヴリチャードは2023年に初年度産駒(2021年生)がデビューし、ファーストシーズンサイアー1位を獲得した新興種牡馬です。デビュー初年度の2023年に重賞2勝(コラソンビート=京王杯2歳ステークスG2・レガレイラ=ホープフルステークスG1)を達成し、産駒初の重賞勝ち+G1勝ちをともに初年度に獲得しました。2024年は初年度産駒からG1馬2頭体制を確立した記録的な年で、レガレイラ(2024年12月有馬記念G1)・アーバンシック(2024年10月菊花賞G1+セントライト記念G2)・アドマイヤベル(フローラステークスG2)・スウィープフィート(チューリップ賞G2)の重賞勝ち馬群が並びました。2025年もレガレイラがエリザベス女王杯G1+オールカマーG2を制してG1 3勝目をマークし、産駒の上位継続水準を実証しました。

代表産駒のG1勝ち馬は2頭体制が中心となります。レガレイラ(2021年生・牝・母ロカ・母父ハービンジャー・賞金9億1064万円・G1 3勝=2023ホープフルS・2024有馬記念・2025エリザベス女王杯)、アーバンシック(2021年生・牡・母父ハービンジャー・賞金3億9761万円・G1 1勝=2024菊花賞)というG1勝ち産駒2頭が代表産駒として並びます。重賞勝ち産駒もコラソンビート(京王杯2歳S G2)・スウィープフィート(チューリップ賞G2)・アドマイヤベル(フローラS G2)・サブマリーナ・カイショーといった現役馬群が継続的に上位を占めています。

産駒の距離適性は牡馬が芝1600m以上の中距離〜長距離型、牝馬が芝1600〜2000mのマイル〜中距離型に分かれる傾向が指摘されています。1400m以下の短距離戦は牡馬で不振傾向、ダート戦は基本的に苦手で1勝クラスが上限と整理されます。父系のハーツクライ系・サンデーサイレンス系内包と、母父Unbridled's Songのミスタープロスペクター系・米国スピード血脈を併せ持つ配合構造により、芝中距離のクラシックディスタンスでの活躍が産駒の主戦場となります。

得意コースは牡馬で東京・中山で勝率20%台・複勝率40%前後の好成績、牝馬は東京・新潟の東開催で結果を残す傾向が顕著です。母父との相性面ではダンチヒ系(欧州)が最良ニックスで、レガレイラ・アーバンシック・スウィープフィート・コラソンビートの初年度活躍馬の主要産駒がDanzigを血統内に持つ点が共通項として整理されています。特に母父ハービンジャー(ダンチヒ系)との配合はレガレイラ・アーバンシックを含むG1勝ち馬2頭を輩出した最有力配合パターンで、現代日本軽種馬市場におけるスワーヴリチャード×ハービンジャー牝馬の組み合わせは主要ニックスの位置付けに達しています。

種付け料推移は2020年〜2023年が200万円、2024年がレガレイラのG1勝ちを受けて1500万円へと7.5倍増の上昇を見せ、2025年も1500万円を維持、2026年は1200万円に微減という現状にあります。社台スタリオンステーションの上位帯水準を保持する種牡馬の1頭として現役の主力に位置します。

配合評価とこの当歳の見どころ

父スワーヴリチャード(ハーツクライ×Pirona・母父Unbridled's Song)と母サルファーコスモス(キングカメハメハ×ミクロコスモス・母父ネオユニヴァース)の配合は、ハーツクライ系・サンデーサイレンス系内包の新興主力種牡馬と、キングカメハメハ系・キングマンボ系の母系を組み合わせた、現代日本軽種馬市場における中央クラシック志向の配合設計です。

血統表内のクロスを見ると、父スワーヴリチャードの父系ハーツクライ(サンデーサイレンス直仔)と、母サルファーコスモスの母父ネオユニヴァース(サンデーサイレンス直仔)が並び、サンデーサイレンスの4×3クロスが血統表内で発生します。サンデーサイレンス系内の濃いクロス設計は、現代日本軽種馬市場の中距離クラシック路線で結果を出してきた配合パターンの主流の1つです。瞬発力と機動力の上乗せを狙った積極設計と整理されますが、サンデー系の濃さは父スワーヴリチャード産駒の最有力ニックス(母父ハービンジャー=ダンチヒ系)とは異なる方向性の組み合わせとなる点には留意が必要です。

スワーヴリチャード×母父キングカメハメハ系の配合データを見ると、現状のG1勝ち産駒2頭(レガレイラ・アーバンシック)はともに母父ハービンジャー配合で、母父キングカメハメハ系配合からの中央重賞勝ち馬は実証データの蓄積が始まったばかりの段階にあります。スワーヴリチャード産駒のニックスデータは父系ハーツクライ系の継承と、母系のダンチヒ系・ノーザンダンサー系のスピード血脈との配合が主要パターンとして整理される現状で、母父キングカメハメハ系との配合は新規軸の試みに位置付けられます。

3代血統の構造的特徴は、父系のハーツクライ系・サンデーサイレンス系が持つ瞬発力・末脚伝達力と、母系のキングカメハメハ系・キングマンボ系・ミスタープロスペクター系が織りなすスピード・機動力の融合という点にあります。父スワーヴリチャード自身の母父Unbridled's Song(ミスタープロスペクター系・米国主流スピード血脈)と、本馬母父キングカメハメハ(キングマンボ→Mr. Prospector系)は同じミスタープロスペクター系の親類系統で、母系のスピード血脈が父の母系をなぞる構造的整合性を持つ配合設計です。

距離適性の予測は芝1600m〜2400mの中距離〜クラシックディスタンスが主戦場の中心域となります。父スワーヴリチャードの牡馬産駒が芝中長距離クラシックで結果を残してきた実績(アーバンシック菊花賞・レガレイラ有馬記念)に加え、母系の祖母ミクロコスモスが芝1600m〜2000mで結果を残した中距離型・伯父コズミックフォースが2018年日本ダービーG1で3着まで進んだ実証データを踏まえれば、3歳春の皐月賞〜東京優駿路線、または古馬の天皇賞秋・有馬記念・ジャパンカップ路線でのクラシックディスタンス適性発揮が血統的に整合します。馬場適性は良馬場での切れ味を主軸とする芝主体型で、ダートは血統構成上の主戦場ではありません。

母サルファーコスモスにとって本馬は初の産駒・初のスワーヴリチャード配合産駒となります。母にとって初産駒で、繁殖牝馬としての実証はこの1頭から始まる段階にあり、母系の中央実証データは祖母ミクロコスモス・伯父コズミックフォースの実績に依拠する形となります。父スワーヴリチャードのファーストシーズンサイアー1位+初年度G1馬2頭という高水準の実証データと、母系の祖母代からの中央クラシック路線適性が交差する位置にある1頭です。

価格面については、サンデーサラブレッドクラブ2026年度募集第13番として総額6000万円(1口150万円・40口)で募集されています。同クラブ2026年度募集ラインアップは最高価格1億5000万円(グランアレグリアの25・ラッキーライラックの25・ミュージアムヒルの25の3頭)で、1億円以上12頭を擁する上位帯設定です。イクイノックス産駒10頭中7頭が1億円以上、キタサンブラック産駒5頭の平均1億200万円、サートゥルナーリア産駒5頭の平均8400万円という上位ラインの中で、スワーヴリチャード産駒の6000万円は同クラブ募集ラインアップの中位水準に位置します。父の2026年種付け料1200万円(社台SS上位帯)+祖母ミクロコスモス阪神JF G1 3着+伯父コズミックフォース日本ダービーG1 3着+母リステッド勝ちという3要素を備えた牡馬産駒として、内容相応の価格設定と整理されます。

総合所見

本馬の強みと懸念を整理すると以下のようになります。

強み

  • 母系は祖母ミクロコスモス→伯父コズミックフォース→母サルファーコスモスの3代続けて中央G1またはG1表彰台・リステッド勝ちの実証を継承した活力ある母系で、伯父コズミックフォースの2018年日本ダービーG1 3着・祖母ミクロコスモスの2008年阪神JF G1 3着・母サルファーコスモスのエルフィンS(L)勝ち+秋華賞G1出走という日本軽種馬市場の中央クラシック路線実証の連続性を備えます。
  • 父スワーヴリチャードは2023年ファーストシーズンサイアー1位+初年度産駒からG1馬2頭(レガレイラG1 3勝+アーバンシック菊花賞)を輩出した新興主力種牡馬で、2024〜2025年シーズンにG1勝ち産駒群の上位継続水準を実証した現役の主力種牡馬の1頭です。2026年種付け料1200万円は社台スタリオンステーションの上位帯水準に位置します。

懸念

  • 母サルファーコスモスにとって本馬は初産駒で、繁殖牝馬としての実証はこの1頭から始まる段階にあり、母自身の繁殖実績の蓄積はこれからの段階に位置します。
  • スワーヴリチャード産駒の現状最有力ニックス配合は母父ハービンジャー(ダンチヒ系)で、母父キングカメハメハ系との配合は中央重賞実証データの蓄積が始まったばかりの新規軸の組み合わせとなる点には留意が必要です。

総額6000万円(1口150万円)は、現代日本主力新興父スワーヴリチャード×母父キングカメハメハ×母系3代続けて中央G1実証の牡馬産駒として中位水準に位置します。日本主流の芝中距離〜クラシックディスタンスでの素質と、母系の中央クラシック路線実証の連続性を重視する検討者にとっては、父の市場性と母系の血統的価値が両立した1頭です。

評価スコア

評価軸 スコア 評価根拠
母の繁殖能力 ★★★☆☆ JRA中央10戦2勝・賞金3637万円のリステッド勝ち牝馬・秋華賞G1出走経験・繁殖入り後本馬が初産駒の段階
近親活躍度 ★★★★☆ 祖母ミクロコスモス阪神JF G1 3着・伯父コズミックフォース日本ダービーG1 3着+プリンシパルS(L)勝ち・伯父アンティノウス31戦8勝の母系3代続け中央実証継承
父産駒適性 ★★★★☆ スワーヴリチャードは2023年ファーストシーズンサイアー1位、初年度G1馬2頭(レガレイラG1 3勝・アーバンシック菊花賞)、2026年種付け料1200万円の社台SS上位帯
配合評価 ★★★☆☆ サンデーサイレンス4×3クロス+ハーツクライ系×キングカメハメハ系の現代主流軸配合、母父キングカメハメハ系配合の中央重賞実証は蓄積開始段階
価格妥当性 ★★★★☆ 6000万円はクラブ中位水準、父の市場性+祖母G1 3着+伯父ダービー3着+母リステッド勝ちの3要素で内容相応
総合評価 ★★★★☆ 加重平均3.60、母系3代続けの中央G1実証の連続性と父スワーヴリチャードのファーストシーズン実証が牽引材料

本評価は独自のアルゴリズムに基づき、母系・近親・配合・産駒適性・市場性を総合的に判定したものです。